ウィーン･プラハ１０日間（１９）

４月２６日（月）帰国　着いたら４月２７日（火）

６時過ぎに目覚める。空はうす曇り。大体毎日撮ることになったウィーンの朝の空には太陽が写ったが８時過ぎには見えなくなった。クレーンはとっくに動き出している。彼らはこれから何時まで上に上がったままなのだろう。

２６日朝のウィーンの日の出	王宮前はもう混みだした

朝食に行く。昨朝の日本人の一団はいないが出かけたのか。もう移動してしまったのか。それとは別らしい女性連れや若い夫婦がいる。

定刻１０時バゲージを取りに来る。下りてチェックアウト。ホテル・アストリアで新婚さんを拾って空港へ。私達も新婚さん達も免税の手続きをするような物はなく、ヴィースベック（１８日参照）さんからほめられる。他の新婚さんが脅されて７０万円も現金をとられたのだという。クレジットカードと言う便利な物がある時代にどうしてそんなに現金を持って旅行するのか。

よい天気になった。出る時、京都は雨だったが着く時はどうか。

時間があるので、チーズでも買おうとそのことを言うと、ヴィースベックさんがいいスーパーがあると言って案内してくださった。なるほど、空港の地下のちょっとわからないところにそのスーパーがあった。いろいろチーズを物色し、さらにクヌーデル（ドイツ風ジャガイモの団子）の材料を探して見つけた。この前のドイツ旅行時に買ったあと、日本の京都、大阪、神戸、東京のありそうな店で探したが見つからなかったのだから、２、３年ぶりだ。帰国してから気がついたのだが、このスーパーはホテルの近くで見つけたのと同じ系列だった。

ちょっと早いので軽い昼食をしたら、丁度ほとんどの現金がなくなった。

オーストリアではユーロになるのを控えて、１９９９年はコインを作っていないから、１９９８年のが最後のコインとなるそうで、貴重品になるかも知れないとのことだった。うまく残ったかどうか。

飛行機に乗る。エアバスの真中辺のトイレは三つしかない。白人はトイレに行くことが少ないのか。どうもこの飛行機のトイレは少ないような気がする。そのトイレがあいたので入った。ドアのロックをしていないが、確かに入っているはずなので様子を見ていたところから、背のとても高い、黒っぽい服を着た女性（と思ったが）が出たのでそのあとへ入ったのだが便器の蓋はおろか、便座まで上がったままだった。え、どう言うことなの？あれは男だったの？以前、ブルース・ブラザースが修道女に化けて修道院に入って生活する映画があったが、彼らが入った後の便座が上がったままだったので男であることがバレたと言う話だったのだが、彼女はどうなってんの？


帰りの飛行機は速い。映画も何を見たか忘れてしまった。５月２２日になって新聞にその一つらしい映画の広告が現れた。それは「ダンス･ウィズ･ミー」。これで飛行機の中の映画には相当に新しい物が使われていることがまた証明された。出発は少し遅れたが、着いたのは定刻。関空も京都もよい天気だった。

本日９５３３歩、累計１３１３７６歩。

ずっと読んでくださった方（もしおられれば）有難うございました。

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