バルト海クルーズ（８）

★5月29日　タリン（エストニア）

時計が一時間戻る。と言うことは、余計に寝ることができると言うこと。日本との時差：6時間

			コペンハーゲンに停泊していた　アメリカの海洋観測船　パスファインダーがタリンにいた。アメリカ海軍に属する船だが民間人によって運用されていると言う。同型船が６隻もあるようだが、どちらで見たのも　US NAVAL SHIP 　PATHFINDER ときちんと書いてあったから、同じ船だろう。
			７時過ぎ、タリンの街が見えてきた。 紫竹のにとっては２度目の訪問だが、前回は、展望台から海が見え、そこにクルーズ船らしいのが泊まっているのを遠望しただけだった。今度は、その海からの訪問だからえらい違い。
			部屋のテレビで、船のライブカメラの映像を見ると、前方に船がいるらしい。 慌てて、上のデッキに上がってみると、ヴァイキングラインが出港するところだったし、その向うには、例の変なイラストのタリンシリアラインのギャラクシーが停泊していた。 また、ノルディックジェット・ラインの高速船も出港して行った。これは、３８ノット、つまり７０ｋｍ／時近い速度が出ると言うこと。
			８:３０集合で、タリンの街の半日觀光（オプション）。 船を降りてみると、アトランティカとアルカディアは、港に入れないので、一本の細い突堤の両側に、仲良く並んでいた。 右がアトランティカ、左がアルカディア。総トン数はほとんど同じだが、突堤への接岸の具合と、船の形の違いからか、えらく大きさが違って見える。添乗員さんは「負けた」なんて言っていたっけ。
			ドライバー：アルベさん、ガイド：ソノベさん ソノベさんは、日本人と結婚したエストニアの女性。日本語がもう少し、と言うところだし、説明も、下を向いて言っているから、テキストでも見ているのかと思ったがそうでもないようだ。すぐに上手になるだろう。 カドリオルグの公園：ピョートル大帝がエカテリーナ皇妃のために作った公園。 カドリはエカテリーナのエストニアでの呼び名。 左端に、チャップリンのような男。
			ガドリオルグの公園のすぐ近くにある、１８６９年以来、５年に一度開かれる民族の歌と踊りの祭典用に作られた音楽堂。全土から３万人もの歌い手、踊り子が集まり、聴衆も２０万人を超えると言う。 銅像はＧＵＳＴＡＮ　ＥＲＮＥＳＡＫＳと言う指揮者。 遠くにアトランティックが見える。
			おまけ
			トームペア城から アレキサンダー・ネフスキー寺院へ。 ギリシャ正教の教会。１８９４年から６年かけて作られた。 いまや少数派であるロシア人の心のよりどころ。 この前の「バルト三国とサンクト・ペテルブルグ」の記録にもまったく同じショットがある。違うところは、今度の方がちょっぴり広角であることと、青空が綺麗なこと。
岡の上から見たタリンの市街　左の方に海、そして、港が見える 拡大は写真をクリック
			バラライカは、大きくても小さくてもバラライカ
			上の写真は、ラエコヤ広場辺りの看板。 ヨーロッパは、一般にこのような看板が多い。 文字がなくても、知らなくても、何の店かわかる。 左は、ラエコヤ広場の賑わい。観光客ばかり。
			写真を整理していて見つけたサイン。 「引ったくりに注意！」か？
			では、この看板は？　 駆け落ちに注意　でもあるまいし
			城の外へ出たところに花屋がずらり。
			昨日は、ロマンティックディナーとやらで、ウェイターたちがめかしこんでいたが、今日は、イタリアン・ディナーとかで、イタリアの地図のついたエプロンにイタリア国旗の色の蝶タイ。挙句の果ては、ナプキンを振り回すパフォーマンスに始まって、お客さんも巻き込んで汽車ごっこみたいな騒ぎ、最後は従業員たちのダンス。大いに盛り上がっていた。

			（８）はここまで